北森鴻氏の作品 | 鬼城

北森鴻氏の作品

2015.02.13.Fri.18:00
香菜里シリーズ

ミステリーはよく読む。
この北森鴻氏の作品は昔から好きである。
しかし、突然の死によってもう新作は読むことができなくなった。
この香菜里屋シリーズは短編集で4冊で完結している。
どの作品も意外感があり、おもしろい。
探偵役はビアバー香菜里のマスター、工藤哲也・・・
このビアバーには4種類の度数の違うビールが置いてある。
雰囲気によってそれが使われる。
また、このマスター、一流の料理人である。
あり合わせのもので突き出しが出てくる。
そのレシピは短編の中に数種類・・・4冊すべて読めば、50種類くらいの料理ができる。
この作家は料理にも詳しい。

これだけ、オタク系の主人公を登場させていく作家も珍しい。
古物商、絵画修復、屋台、寺男、民俗学教授・・・ありとあらゆる主人公が紙の上で踊る。
一度読めば、忘れられない作家である。
もう読むことができないのが残念である。

香菜里屋シリーズ
コメント
推理小説をお読みになるとは
私は昨今、ほとんど推理小説を読まなくなりました。これは自分でも恥ずかしく思っています。昔、30代のとき芝居を書いていて一度だけ推理劇「毒」という一幕ものを書いたら、何処かの高校で文化祭にやったことがありました。まあ、あのころもっと夢中になっていたら、人生変わったでしょうね。
No title
 私も、以前、推理ものに凝ってよく読んでいましたが、この最近の活字離れは著しく、脳みそが半分溶けてしまったような気がしています。北森鴻さんの作品、探して読んでみたい気分になりました。
物書き
木下博民 様
 何かまとめて書く人を尊敬します。今でも先生は、調べ、まとめ、書いていく作業を続けておられます。私は箇条書き(頭の中で)を話すのみ・・・話すことは仕事でしたから苦になりません。若いとこと違って、最近打ち間違いが多く、ブログ仲間より指摘を受けることしばしば・・・
 脚本ですか?これもおもしろく書く(読む人の受けを狙う)、こと、史実に基づいて書くなどいろんな書き方がありますね。おもしろく書くのは、某局の「大河ドラマ」でしょう。ある方が現在、吉田半の松の廊下の舞台劇を書かれているようです。秀宗(大日琳汰郎脚本)の公演も10月にはあるそうです。これからもいろんな視点で書かれることを・・・
自分に合ったもの
tentijin 様
この方のファンは結構おられて、命日には京都のお寺(寺男シリーズ)、千光寺で集いもあるとか?興味があるかどうかわかりませんが、蓮丈那智シリーズ(全4巻)、一つは長編がおもしろい。ぼけ防止のため、教育の基本「読み」「書き」「算盤(計算)」はしっかりやらねば・・・(笑い)
先日はありがとうございました。楽しい時間でした・・・またの機会にお会いしましょう。
史実を極端に曲げた小説はいやですね。
私は、宇和島を愛した2人の小説家で、吉村昭の方が司馬遼太郎より好きです。吉村は史実を反らすことがあまりありませんが、司馬はどんどん変えてしまいます。土居通夫に取材した司馬の作品など特にそうで、抵抗します。また、「花神」のイネと蔵六の関係など二人にあんな関係があったなどと宇和島の人でも思い込んでいる人がいますから困ります。
昔、脚本をずいぶん書きましたが、これは小説と同じ創作で、若いころですから、毎日、夢のような別世界に浸ることができ楽しい思い出になりました。
時代小説
木下博民 様
歴史小説と時代小説の違いでしょうか?NHKが放映する時代小説家に佐伯泰英氏がいます。彼は大分県あたりの架空の藩を題材にしています。また山形方面では庄内海坂藩の舞台で藤沢周平氏がいろいろと書いています。時代考証となるとなかなか難しいですね。
吉村昭氏の小説は宇和島地方のものより、「高熱隧道」「ゼロ式戦闘機」「戦艦武蔵」の方が好きですね。歴史に興味を持ってくれるなら、どんな本でも良いと思うのですが・・・

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