記憶 | 鬼城

記憶

2014.11.28.Fri.18:00
焼酎

九州に行ったとき、帰りのフェリー乗り場横の「港駅・別府交通センター」で買い物をした。
お土産に焼酎をと思い、「赤霧島」を頼んだら1本しか無かった。
そして進められたのが、この焼酎・・・
おいしかったとお礼を言われ、ネットで調べると大分の焼酎は麦が多く、芋は少ない。
名前は・・・いくら考えても思い出せない。
人の名前だったのは覚えていたが・・・
今回の旅行で調査することにした。
店に行くとあった!しかし、麦とある。其の横にひっそりと芋焼酎「熊八伝説」があった。

大分県臼杵市の酒造会社の老舗 久家本店が出している「熊八伝説」・・・
本来「熊八伝説」は普段は麦焼酎として仕込み出荷されているようだ。
芋焼酎の方は臼杵市産のブランド芋(サツマイモ)甘太くん を使用している。
大分限定として仕込み販売されているようだ。

さて「熊八」とは?

熊八伝説ラベル表


ラベル裏

熊八とは、「油屋熊八」のこと・・・
別府観光の父と言われた人である。
出身は宇和島市、臼杵の蔵元さんがこの熊八の名前にちなみ名付けた。
本来は麦焼酎である。

数多い麦焼酎の中に埋没されそうだが、存在感はあるようで売れ行きは良いとか。

熊八伝説ラベル裏

やっぱり

旅行中、ガイドさんが別府の救世主「油屋熊八」さんは宇和島のご出身で・・・
しーん!
知らないのか、知っているのか分からないが、2007年に別府駅前に銅像が建った。
まあ、関心が無いのか、宇和島出身と言ってもねえ・・・

熊八銅像

光国寺

臨済宗妙心寺派の寺である。
熊八の他、中野逍遙の墓もある。

光国寺 

油屋熊八の墓

普通なら人生を捧げた別府市に墓があるはずだが、熊八の墓は宇和島市にある。
よほど故郷に錦を飾りたかったのだろうか。
それとも宇和島をこよなく愛していたか・・・
菩提寺は光国寺・・・
毎年、命日には親族の方々が集まり、法要をされていると聞いている。
ご夫婦が宇和島を見下ろすかの様に墓碑銘に刻まれている。

熊八の墓

石 灯籠

亀の井ホテルと亀の井遊覧バスの名前が・・・

亀の井ホテル  亀の井遊覧バス 

熊八伝説

伝説と言われる熊八の生涯・・・・
宇和島市の説明板・・・

油屋熊八の墓説明板
コメント
No title
 油屋熊八の名前は、聞いたことがありましたが、まさか、宇和島の方であるとは知りませんでした。別府に人を惹き付ける観光要素があったという観点、それを見抜いて熊八が、魅力的な開発を仕掛けて花開いたという観点、2つがあいまったのでしょうね。「熊八伝説」美味しそうです。
tentijin 様
 自分は飲まないので味などは分かりません。ある飲み助に聞くと有名な焼酎もうまいと思うけれど、酔うのは一緒だそうです。一升、何万円もする焼酎・・・さて?
 それに比べ、この焼酎は3千円弱だったか。値段にしてはおいしいとのことであいた。癖が無い・・・
 熊八の伝説のごとく、広く人の心に浸透するか?
熊八も宇和島だが、焼酎の元祖もまた宇和島
宇和島とかかわりあるのは油屋熊八だけではありません。たしかに熊八は宇和島の産ですが、宇和島を逃げ出し大阪で大儲けしたちまち素っ裸になってアメリカへ逃げ、ほとぼりの冷めたころに大阪に戻り、株屋に返り咲こうとしたが芽が出ず、女房と妾にやらせていた別府の旅館に入って、ここで奇想天外な戦略で別府を国際的温泉都市に仕上げる。いまでも別府は中国や韓国の客がいなければ潰れるくらいの国際温泉都市。熊八さまさまですが、さて現在の焼酎が普及した大本が宇和島の「日の本焼酎」だということ、これまた宇和島人はすっかり忘れています。
いま四国遍路ブームですが、「宇和島と四国遍路」をなぜ強くうったえないのでしょう。また「和紙ブーム」が来年は起きます。南豫特産の泉貨紙、もう一度見直してはいかがですか? 再来年の春には九島架橋が完成します、これからどう特色ある九島を生かすか、九島の有志を中心に活性化を考えませんか? 

知名度
木下博民 様
 あれをやったり、これをやったりしてはいますが、どれも中途半端ですね。大宮に関しても南文を大宮ホールにするとかせんとか・・・立ち消えのようです。日の本焼酎も復刻版をもらって数年前に飲みましたが・・・泉貨紙、九島架橋の利用などなど、すこしづつやっているのではないでしょうか?全然知りませんでしたが、九島発見ウォークなどもあるようです。という具合に人ごとの活性化が多いんです。市民のほとんどは知りません。
 今日は鬼北町の等妙寺ウォークでした。昨年参加したので丁寧な案内状をいただきました。このように担当者の気配りが、大事だと思います。
No title
私も油屋熊八の名前は聞いたことがあるような。宇和島出身と聞くと興味が更に沸きます。宇和島のお墓に亀の井バス、ホテルの灯籠があるのはいいな~。九州の山に頻繁に行ってた若い頃、亀の井バス利用しました。無茶なお願い聞いて貰ったことがあり、亀の井バスにも好感持っているもので。
 焼酎はほとんど飲んだことがありませんが、お土産の情報ゲットです。
No title
 木下先生の書き込みを見て、熊八さんという人物が分かりました。宇和島出身で単に別府を売り出した人と認識していなかったので、面白い人生を歩んだ人だったのですね。
 和紙と言えば、大洲和紙もありますよね。大洲藩の財政を潤していたのは、内子の木蝋と五十崎の和紙ですよね。
 下戸の私は、焼酎のことは全く分かりませんが、美味しいのでしょうね。
血圧を下げる効果
油屋熊八は宇和島ではあまり知られていませんが、別府では有名ですね。別府駅の熊八像を先日見て来たところです。天に上るような像でした(笑)芋焼酎の香りは血圧を下げる効果があるそうですよ、飲んで効果があるかどうかまでは知りませんがね~(^^)
本場
吉野の食いしんぼう 様
 九州は、焼酎の本場です。鹿児島、宮崎、大分、熊本・・・愛媛は色々ありすぎて・・・?原料は「芋」「そば」「麦」が主流ですね。奇をてらいすぎても伝統の味にはかないません。・・・と飲めない私が言っています。
 宇和島出身者で一世を風靡した方々は居るけれど、ほとんどがメジャーになれない。なぜか?地元民の関心が薄いからでしょう。
うわつ 様
九州に行ったことは知りませんでした。私は銅像を見ていません。おもしろい銅像だと言うことは聞いています。芋が血圧に良いということも知りませんでした。しかし酒が余り飲めない私には・・・薬でしか無いですね。「「うわつ」さん、酒好きだったかな?
和紙
笑隆で~す。様
 愛媛新聞の地軸に「日本の伝統工芸」に関して載っていました。技術の進化は、計り知れませんがそれを定着させるのが難しい様な気がしています。木蝋や和紙文化大切にしたいですね。
 昨日はお疲れ様でした。石積みの文化などもその一つです。映画「火天の城」を見て「穴太衆(あのうしゅう)」に興味を持ったことがありました。昨日、専制の解説に穴太衆がよく出てきましたね。
 私も同じく、酒は飲めませんが、一つ分かっていることが・・・皆さんがうまいと言っている「酒」「焼酎」「ウィスキー」「ワイン」に共通していることがあります。飲み易いということです。喉をすーっと通ります。しかし、その後が、「飲むんじゃなかった」と思う頭の痛さです。(苦笑)
熊八と賀状
賀状の季節ですので、熊八の賀状について一言。
油屋熊八ほど賀状を人生の指針に上手く使った人はいません。賀状は年末ぎりぎりになってあわてて書くものではなく、年初から来年の賀状を時間をかけてお客に手書きしました。必ず相手を頭に描いてその人への懇親の情を添えました。賀状という昭和初期辺りから一般大衆の習俗となった賀状を上手く商売に使ったのです。お義理で出すのならば止めた方がいいので、出す以上は相手への感謝の意を十分に込めて書くことだと思います。
自分自身を宣伝の具にした人物は一風変わった奴だと思われますが、彼の「万歳の銅像」、あれは相手を手招きする最大のポーズであり、相手を送る別れの情愛表現でもあるのです。宇和島人にはこんな因子があるはず、思い起こされてはいかがでしょう。
気概
木下博民 様
どこでどう違ってきているのか?万歳ではなく、手招き・・・千客万来のポーズですか。さて、現在の宇和島の担当の方々にその心意気があるか疑問です。口を挟まれたくないのが本音・・・だから進歩が無い。古い時代のよきことを踏襲しない。新しいことに挑戦も・・・温故知新、変化と普遍の意味をかみしめて・・・

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