青の洞門 | 鬼城

青の洞門

2014.11.21.Fri.08:00
中津市

佐賀関港より大分道を通り、大分宮河内ICで降り、青の洞門へ・・・11:40着
国道212号線の川向かいにある。
軍用道路でトラックを走らせるため、禅海和尚の手彫りは壊され、一部しか残っていない。

青の同門1

手彫りのトンネル

聞くところによると、岩盤は緑色片岩で柔らかいそうだ。
しかし、のみ一本で掘り進むのは大変な工事だったろう。

青の洞門2



トンネルを掘っていくと暗いので川側に明かり取りの窓を掘っている。

青の洞門3

切り立った崖

この崖の上部に細い道があり、鎖を伝って山の向こうの村へ行っていたようだ。
その崖道は相当高いところにある。

青の洞門4

トンネルを抜けると・・・

見上げると首が痛くなるような絶壁である。
中程の白いところが道だとか。
望遠で見ると鎖も見える。

青の洞門5

禅海和尚の像

後ろ側には、菊池寛の肖像画の記念碑もある。
小説「恩讐の彼方に」の記念だろう。

青の洞門6

山国川の禅海橋を渡る

ちょうど正面が、昔の山越え道・・・
紅葉がすばらしい。

青の洞門7

山水画

まるで一幅の山水画のようである。
レストランの駐車場より・・・

青の洞門8
コメント
「恩讐の彼方へ」の舞台ですね
菊池寛の芝居は「敵討以上」、小説は「恩讐の彼方へ」の舞台になった場所ですね。この芝居、20歳の時大阪の寮での文化祭で主人公をやったことがあります。後ろから刀を抜いて切りかかろうとする青年に「なぜお斬りめされぬ」と岩を穿つ手を休めず、振り向きもせずいうタイミングが大変に難しく、たった一度の芝居に2ヶ月も稽古をやったことがありました。当日は近所の人々も呼んで演じ、貰い泣きさせました。おかげで、この年の演技賞を頂戴しました。にもかかわらず、その現場を拝見するのは今回が初めて。生きていてよかったと思います。あの年、この文化祭の2ヶ月後兵隊になって大陸に渡りました。
演劇まで・・・
木下博民 様
 難工事だったことが、見るものには分かります。次にアップする羅漢寺の麓には「禅海和尚」の祀られているお堂があります。そこに当時の槌やのみが・・・
 日帰りでしたが、見るところは一杯ありました。山国川には「川鵜」も一杯居ました。鵜飼いがあるのかどうか知りませんが・・・偶然、ツアーに入れてもらえましたが、ラッキーでした。
恩讐の彼方に、恥ずかしながら内容が解りません。本箱を覗いたら若かりし頃買った筑紫文庫の日本文学全集に入いっとりました。この全集お飾り的存在かも。時間ができたら・・・。
 紅葉のいい季節の旅行、ブログで一緒に楽しませて頂きます。
 小学校道徳の時間の読み物資料に「青の洞門」というのがありました。研究授業で使ったことがありました。実際に洞門を見てみると、生半可な気持ではできないことだと思いました。行った時は、夏休みだったのでこの様な綺麗な紅葉はありませんでしたが、素晴らしい紅葉ですね。
 水害から復興していたということで安心しました。凄い水害だったので復興は時間がかかるだろうと思っていました。
 
青の洞門
吉野の食いしんぼう 様
 短編としてはおもしろい筋立てです。昔からある仇討ち話・・・実際は禅海和尚ですが、小説では了海となっています。一気に読めますから秋の夜長にどうぞ・・・
 初めてでした。ゆっくり歩いて散策してみたいですね。
驚き
笑隆で~す。様
 水害の話は現地で聞きました。萩津和野の水害もひどかったですが。山国川の氾濫も半端ではなかったようです。ここまで水が来たとガイドさんが言ったとき、どよめきが・・・
 ほんとに難工事だったと思います。最終的には禅海和尚の考えに地域、行政が一体となり参加し、完成させたんですが、はじめは馬鹿にしていたそうですね。とにかく、続けていく努力が大事なことがよく分かります。
青の洞門
青の洞門何度か行きました。駐車場から広く撮ると看板がいたるところにありました。たしか川には鯉が泳いでいたように記憶しています。石の橋も多かったです。次はいよいよ耶馬溪でしょう。楽しみです。
 正に絵になる風景に近づいて行きますね。禅海和尚の人生は、最後に人々の為に果てしないトンネル掘りで1つの歴史となって刻まれましたね。敵も打ちに来た者も共にトンネルを完成させて、仇討ちよりも尊いことがあることを知ったのでしょうか。
羅漢寺
うわつ 様
ツアーですから次々と・・・全然知らないお寺でしたが、古刹というのにぴったりの風景を見ることができました。ここの紅葉も色づいていました。
11月も後半・・・宇和島地方も紅葉が始まりつつありますね。また、お教え願います。
恩讐の彼方に
tentijin 様
菊池寛は禅海和尚の偉業を脚色し、仇討ち、トンネル完成・・・恨みも消え、仏門にはいる。見事な脚本ですね。そんな感じが、昔のトンネル内には残っていました。しかし、開発というのは歴史をだめにしますね。
そんなことを考えながら紅葉を楽しんできました。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」は無料の「青空文庫」で読むことができます。

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