お施餓鬼 | 鬼城

お施餓鬼

2014.08.20.Wed.10:00
お施餓鬼とお船流し

知らなかった!
お施餓鬼とお船流しはべつもの
 だからべつの日にしているところもある。

お船流しとは・・・
お盆に戻ってきた祖先の霊は、川から海を渡って西方浄土に帰っていく。
その時に食べ物もそなえていっしょに送り出そうということである。
また、精霊流し水神の祭りが盆行事に重なってはじまったのだ、とする説もある。
お盆の供え物にする野菜や果物は水がなければ育たない。
水をたっぷり与えてくれて、収穫を助けてくれた水の神に感謝する気持ちをこめて、川や海に返すというのである。
仏教の生まれたインドやそれを伝えた中国には、供え物を流す盆行事はないからこれは日本特有の風習だろう。

施餓鬼とは・・・
六道輪廻の世界にある凡夫の中でも、死後に特に餓鬼道に堕ちた衆生・・・
彼らのために食べ物を布施し、その霊を供養する儀礼を指す。

施餓鬼1



お船を購入

大きさは、大中小と有り、お飾りも違っている。
勿論、値段も・・・

施餓鬼2

たくさんのお船

堂の中には檀家さんのため、多くのお船があった。

施餓鬼3

西方浄土へ

本来なら川、海に流すのだろうが、お寺の池で流すところも多い。
全国的には、大がかりなお船流しはあるようだが、このように寺の池などでやるところはないようだ。

施餓鬼4

初盆

我が家は初盆でなかったが、初盆の所は法要があり、そのあとお船流しをする。

施餓鬼5

西方浄土に向かって壇が作られている。

施餓鬼6
コメント
内子の方では、お船流しは記憶がありません。宇和島に来て初めて知りました。瀬戸町川の浜では、大きな精霊船を作って海に流す行事をやっていました。
 行事はどうあれ、死者を悼むというのはどこも同じなのでしょうね。
お船流し
笑隆で~す。様
  お船流しは「精霊流し」の簡略型では無いかと思います。全国では川や海に灯籠を流すところは多いですね。それも規模の大きなものが在ったり、幽玄美に彩られていたり・・・特に宇和島、鬼北地方なんですね。
この歴史をたどってみるのも面白いかもしれない。
  曹洞宗では施食会とも言っていますが、私の住む地域では毎年8月9日に行事があります。昨年から何もわからぬまま総代になりましたが、この壇の準備が結構大変です。用意するものとして、笹、檜の葉、青い実のついた栗の枝、柿の枝、芭蕉の葉、梶の枝などで周囲を飾るのです。鉦太鼓による念仏供養も伝習されていて寺の一大行事となっています。
宗派
kacchan 様
飾りなどは宗派によって違うんでしょうね?それにしても地元の名士にいよいよ成られましたね。人の助けになる役は大変ですね。
もうちょっと調べてみたいなあと思うこと。施餓鬼はほとんどのお寺にあるようです。お船流しは宇和島鬼北松野くらいしか聞いていません。この地方特別の行事なのか?
 我らが鬼北の等妙寺でも、「精霊流し」はやっているようですが、残念ながら、境内の池にというパターンです。お寺と関係なく広見川に有志で「精霊流し」をされる方々がいるということも聞いています。古くからの行事ですが、今に生きる方々にも親しまれる行事になって行くといいのになあと感じてしまいます。
宗教行事
tentijin 様
宗教行事は難しいですね。良い行事が多々あるのですが、学校で教えることが出来ない。町が率先して推進出来ないもどかしさがあります。お施餓鬼、お船流しの行事、大切にしたいですね。
岬には西方浄土を目指す、補陀落渡海信仰などはありませんか?
「精霊流し」は、仏教の教えに随うと西方浄土へ向けて海の彼方へ送りだすことでしょうが、海や川を汚さないために寺の池に浮かべる。これはどこもそうなのでしょうかね。私は子供のとき浄念寺へいってそれを知った記憶があり、南予ならず何処もそうするものだと思っていましたが、いま考えると「海を汚さない智慧」だったのでしょうね。ときどき、海で泳いでいて流した灯篭の一部が体に触れると変な気がしましたから。
それにしても寺に集まってくる供物や灯篭、有効処分しなければ精霊も浮ばれませんね。
お船流し
お船流しと聞いてふと思い出したのは石応地区のお船流しです。実際に見たことではなく土地の人から聞いたこととです。くだものや食べ物が載るほどの本格的な和船の船(こんくらいのと手を広げていたのが2尺)を作り海に流します。子供たちは海に飛び込んで果物を取って帰ったそうです。もちろん船も。
今でも話してくれる人がいますよ。
船流しの事は全く解らず、母に聞いたら、昔は麦わらで船を編んで灯籠を流していたと言います。(松野)その船には早生の青い柿やお菓子を一緒に乗せたと言いよります。
 今月末には伯父の点しあげがあるので、又、仏事を経験する事になります。
それぞれの意味があり奥が深いことを知り始めています。でも、殆ど理解はできそうもありません。
仏事
吉野の食いしんぼう 様
理解したり、慣れると言うことは、見送る場合が多いと言うこと。慣れない方が良いですよ。我が家は両親、兄、弟を送っていますから・・・宗派は浄土宗・・・宗派によっても習わしは違うし、同じ宗派でも寺によって違います。麦わらで船を作って、供物を入れ流すのは本格的です。お船流しの原点でしょう。
  風の国から、夜は、旧瀬戸町川の浜の灯りや大久の灯りが目の前に見えます。川の浜の和尚さんとは知人であったので、精霊船の話を聞いたことはありますが、実物に遭遇したり、見に行ったりしたことはありません。かなり大きな船をしつらえて送り出すと聞いています。
精霊船
tentijin 様
全国的に大がかりなものもあるようです。このような風習をまとめてみるのも面白いかもしれませんね。民俗学者達は足で稼いで研究をされていると聞きました。

管理者にだけ表示を許可する