春!金比羅歌舞伎 | 鬼城

春!金比羅歌舞伎

2014.04.15.Tue.15:00
第30回四国こんぴら歌舞伎大芝居

念願だった「金比羅歌舞伎」のツアーに参加した。
チケットが取りにくいためと駐車場の確保が難しいことから便利で、お得感のあるツアーに申し込んだ。
人気のツアーなので即完売のようだ。

今年は昭和60年に始まった大芝居も30年目の節目の年だそうだ。
そのため歌舞伎界の若手がそろい踏み、素晴らしい舞台となっている。

金比羅歌舞伎0

金丸座

駐車場から表参道を少し行き、左手に入ると坂道が・・・
その上が金丸座である。

金比羅歌舞伎1

1835年建築された建物は修復され現在に至っている。
収容人数約750人

芝居櫓
人ひとりが乗れるほどの籠のような骨組みに、2本の梵天と5本の槍を組み合わせてある。
それを座の定紋を染め抜いた幕で囲った構築物である。
これを木戸(入口)の上方に取り付け、かつてはそこで人寄せの太鼓を叩いた。
この櫓をあげていることが官許の芝居小屋であることの証だった。
明治以降も建築様式として引継がれ、歌舞伎を上演する常設の劇場ではその興行の際に櫓が上がった。

金比羅歌舞伎2

昔懐かしい木戸

金比羅歌舞伎3

桟敷席

定員一杯で超満員・・・
演技中は、勿論のことながら撮影禁止である。
向こう側に花道が・・・こちらは仮花道
役者さんの出入りに花道が使われる。
今回も六方を踏む役者さん、旅立ちなど花道が無ければ出来ない演技・・・

金比羅歌舞伎4

休憩時間

今回の演目は「菅原伝授手習い鑑」3幕だった。
幕間には休憩時間がある。外に出てその合間に演目の額を・・・
歌舞伎の錦絵は江戸時代の版画のようである。

金比羅歌舞伎5

歌舞伎座であれば幕の内弁当
金比羅歌舞伎では三越製の幕の内・・・
おいしい弁当だった。

金比羅歌舞伎6

記念公演ということで若手No1の市川染五郎が座頭

金丸座は改装され、宙乗りも出来るようにワイヤーも張ってある。
小さいながらも完全に歌舞伎を演ずるための小屋となっている。
珍しいのが空井戸・・・
花道の舞台の下に儲けられている。
日本でただ一つの出入り口

ポスター

金丸座前の広場

歌舞伎座から出張しているのか歌舞伎グッズ販売・・・
その他の土産物店など立ち並んでいる。
出てきた人、今から入場する人の群れ・・・

金比羅歌舞伎7
コメント
金比羅歌舞伎一度は行ってみたい憧れです。去年、金丸座の見物には行ったので、臨場感を少しは味わうことができるのですが・・・。
 勘三郎さんや団十郎さんを亡くした歌舞伎界はどうなるかと思いましたが、若手の役者さんが頑張っているな~って思います。
 きっとFFさんも行ったと思うのですが、会われませんでしたか?
 内子座を見学して、低い鴨居か何かに頭をぶつけたくらいの私なので、歌舞伎の良さも醍醐味も分かりませんが、記事を読んでいると、行ってみたくなりました。お弁当もいいですね。
余韻が・・・
吉野の食いしんぼう 様
お見かけしませんでした。おばあさんばっかり(爆)男性は2人で肩身が狭かったです。別のツアーかもしれませんね。歌舞伎座や金丸座など歌舞伎専門の劇場は生の声なんですね。これが県文(ひめぎんホール)などはマイクを通します。雰囲気が全然違うんです。そのため俳優さん方の声の質が問われます。若手の俳優さん方、がんばっています。気になることは染め吾郎さんの声が少し小さかったことくらいか・・・
チケットがなかなか・・・
tentijin 様
 私が初めて歌舞伎を見たのは40歳くらいだったか。馬鹿にしていましたが、見て歴史の重みと俳優さん方の迫力に驚き、すっかり引き込まれました。いろんな演目がある中でも変化物と呼ばれる物が好きなんですよ。妖怪になったり、勧善懲悪の筋立てに引きつけられます。宇和島歌舞伎も目を引きますが、踊りのみなので金比羅詣で・・・(笑い)隈取りの顔、六方、女形・・・全て満足しました。
 日帰りでしたが、料金は25,000円(観覧料13,000円+お弁当+お土産付き)バス料金は10,000円未満・・・十分お得感があります。
歌舞伎
歌舞伎が地方で見られるようになったのは良いことですね~。歌舞伎座などで見るときはそれなりの服装で行かなくてはならないとか?聞きました。地方は普段着でいいのでしょうね。
庶民の観劇
うわつ 様
 歌舞伎座も普段着ですよ。しかし、良い席の方々は和服を着てとか、立派な服装の方も居ます。地方で見ることが出来るのは良いことです。むかし子どもの頃は、旅芝居があったと思います。まるで「寅さん」の世界ですが・・・(笑い)
 写真を選ぶことは出来ましたか。闘牛の写真?
いや、たいしたもの。最高の楽しみをされましたね。
外題も最高、加茂堤、車引、寺子屋は同じ外題の中でこれほど印象の違う幕はなく、流石に歌舞伎だと思いました。上手の仮花道をどう遣いましたか?
女殺は仁左衛門が印象てきですが、染五郎はどうでした? おそらく彼は初めてではないでしょうか。若者が次第に刃傷へと転落してゆくこころの動きをどう表現しただろうか。
昔は、融通座にも初代中村雁治郎が来たことがありましたが、宇和島には歌舞伎のあらゆる舞台演出を楽しめる小屋がないのですから残念です。金比羅歌舞伎は町が総出のお祭ですね。
町総出で協力・・・
木下博民 様
 歴史を残し活用するところと残念ながら無くしてしまっているところがあります。もう昔の戻すことは出来ない。一度切ったら桜は元通りにならないのと同じですね。
 仮花道は杉王丸登場に使われました。花道は同時に梅王丸登場・・・二人並んで部隊に入る姿は圧巻でした。ツアーなので女殺油地獄は見ることが出来ませんでした。機会があれば新歌舞伎座で時間を気にせず、飽きるほど見てみたいですね。
仮花道は、客席を減らすことがありますので、なかなか興行主はOKしないのですが、吉野川・山の段やお染久松などではよく使われると聞いたことがありますが、めったにやらぬようですね。
女殺はいまの藤十頭が中村扇雀の若かった時代、三越劇場で観たこともありましたっけ。小さな小屋のほうが似合う芝居です。
 私は、南文であった歌舞伎を見たのが初めてでした。もっと難しいものだと思っていましたが、とてもわかりやすく身近に感じました。ただこれは、前節で解説があったからかもしれません。 
 それにしても、伝統の力というのは凄いものですね。金丸座も内子座も復元され活用されているので多くの歌舞伎役者が訪れるようになっているのですね。
 それにしても、一度歌舞伎座で見てみたいものですね。
小屋
木下博民 様
両花道を使って松王丸と梅王丸とが見得を切りながら入ってくる場面は圧巻でした。このように仮花道を使うこともあるんですね。空井戸をどう使うのかも興味があります。今回は次代を背負う若手ばっかりで女形も大変きれいでした。演目によって好き嫌いもありますから・・・今回は大変満足でした。
ランク付け
笑隆で~す。 様
 今朝の愛媛新聞見ましたか?歌舞伎公演が「ひめぎんホール」であるそうですよ。昨年、宇和島でやった踊りの続き、法眼館の場・・・これは早変わりが有り、最後に子狐が鼓になった母親をもって空中を飛び跳ねながら去って行く、外連味たっぷりの猿之助、それと従兄弟ですか、中車(香川照之)主演の、演目を忘れた・・・2つの演目、そして口上と格段お得感があります。S席8,000円は安いです。20日から売り出しとか・・・只、歌舞伎座と違うのはマイクを通すことのみ・・・
 宇和島歌舞伎は2~6人の座員と踊りのみで6,000円。座員数十人と回り舞台を使った場面変換、衣装の早変わりなどなど、松山歌舞伎も良いと思いますよ。
 ちなみにしまなみ歌舞伎(大山祇神社)の海老蔵の踊りは、対談を含め、15,000円だったようです。値打ちはお金で無いと思うのですが・・・

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