真穴の座敷雛 | 鬼城

真穴の座敷雛

2014.04.04.Fri.18:00
八幡浜市真穴地区

「座敷雛」は真網代地区と穴井地区の江戸末期より続く伝統的な祭である。
女の子が出来た初節句の行事・・・
ただし長女のみである。

今年の誕生は少なく一軒のみだった。
大本結心(ゆうほ)ちゃん

真穴座敷雛1

三保の松原

今年の題材は「三保の松原」・・・
座敷に庭園が映し出される。

真穴座敷雛2

遠景には富士山

里には浦方の風景が描き出されている。
この設計をし、作り上げる方を棟梁と呼ぶそうだ。

真穴座敷雛3

座敷雛の設計図

アニメのコンテのようだ。
棟梁の方?だろうか、話されていたのは桜の花びら作成にに苦労したとか。

真穴座敷雛4

真穴公民館

ここでは毎年、バザー会場となっている。
ホールの周りには、資料展示がされていて、よく分かるよう解説されていた。

真穴座敷雛5

公民館の座敷雛

題材は「春のささやき」
供え物の解説もある・・・海の幸、山の幸が一杯!

真穴座敷雛6
コメント
 真穴の座敷雛、実際の物は見たことがありません。実に立派ですね。幸せな結心ちゃんのこれからの幸を願いたいと思います。この伝統的な行事、この地域は裕福な土地柄なのでしょうか?豪華な初節句です。
 鬼北でも近永の「高田商店さん」展示して楽しませてくれてるように聞きました。もう、終わったかな?
噂には聞いていましたが、一度拝見したかったと思います。 左手前に老夫婦人形があるのがなんともほのぼのしい。孫か曾孫の成長を願う家の象徴かな。真正面からの一枚が見たいですね。
こういう良風は「家族」、曽祖父母→祖父母→父母と一ツ家に暮らした時代のなごりでしょうが、忘れたくないですね。
地域力
吉野の食いしんぼう 様
 その行事は真穴地区の方々の地域の力で続けられているようです。今回の展示に関してはご祝儀が200軒以上・・・おそらく地域の産業(仕事)は蜜柑と漁業だろうと思います。堅実な土地柄でNHKだったか、結婚の養子さんの率が非常の高いとか。後継者の方8人ほど出演されていました。30代から40代の働き盛りの人たちでした。
 鬼北の座敷雛、終わっています。ここのものは近年始められたようです。真穴と違うところは、飾りが低い場所で広いです。毎年、飾りは豪華になっています。題なども「鬼北の春」など・・・
座敷雛
一軒とは今年は寂しいですね~。少子高齢化が進んでいると言うことでしょう。数年後の入学式は1人ですね。ますます学校が遠くなりそうです。
木下博民 様
 老夫婦は翁ですね。先生の言われるとおり、日本の家族、家を大事にする風習から生まれたのでしょう。それと個人的な見解ですが、女性に対する尊敬の念より、女の子を大事にする意味からも・・・
多い年で6軒在ったかな?今年は一軒でした。そのためお客さんが多く、真正面からのものは撮ることが出来ませんでした。
 供え物がすごいんですよ。6kほどの真鯛、さざえ、伊勢エビ、お鏡、菱餅、山菜・・・などなど。飾り付けやお祝いなど費用も半端ではないようです。まさに地域力ですね。
少子化
うわつ 様
 少子高齢化のみならず、人口減少の歯止めは掛からず、地方は消えてしまうかもしれません。昨年度末、南予では15の学校が閉校、今年度末も続きます。子どもはどんどん減っています。国の施策の少子高齢化対策大臣の実績はあるんでしょうか?なければ要らないのでは・・・
 知り合いが居るので田の浜小に寄りました。児童数は7人だそうで、今年度末には閉校とか。さてさて、どうなるんじゃろうと座敷雛の季節には考えさせられます。
供え物が半端でないとは、いささかげんなり。本来の娘の成長を祈るよりも、見栄っぱりの感。
大家でなければできないことで、娘さんとは関係のない行事ってことにもなりそうですね。
これはこれで、観光客の目を楽しませてくれて結構ですが、ひたすら「一実、二無、三無」の誠実な世の中でありたいものですね。

見栄の行事ではありません・・・
木下博民 様
 飾るのは個人の家、あるいは空き地です。すべて個人が飾るのではありません。地域を挙げてのお祝いです。お飾りも決まっているようです。見栄っ張りではなく、江戸時代から続く子どもの誕生を祝う行事ですね。平成14年には八幡浜市の無形民俗文化財に指定・・・
 宇和島でも伝統的な遊子、下波、蒋渕の「お伊勢踊り」。これも衣装にお金が掛かります。親戚、縁者のご祝儀で成り立っています。どちらにしても観光ではなく、あくまでも地域の行事です。個人ではこれだけの費用は出せません。
 愛媛県歴史文化博物館の研究対象です。
真穴の座敷雛、1度行きたいなと話していますが、残念、農繁期と重なり、行けた試しがありません。地域お越しとしても、素晴らしい試みであるし、歴史もあるようですね。鬼北にしろ、真穴にしろ、地域やそこに住む人の元気そのものの行事だと思います。元気を発信できることも幸せだし、発信できる心のゆとり、なくしたくないですね。
座敷雛
tentijin 様
座敷雛の日程は4月2、3日と決まっています。嫁さんの都合で、あるいは私の都合で中々行くことが出来ませんでしたが、今年は3日が空いたので・・・ネットであるかどうか確認する必要もあります。長女が誕生していなかった年はありません。今まであったと聞いたことがあります。三間時代に真穴出身の部下が居て、訪問はその時以来になります。一度行ってみるといいですよ。鬼北のものも大変素晴らしいです。
いずれも、「家」→「集落」→「地域」→「国家」がしっかりしていなければならない良風ですね。座敷雛にしても子供の成長を地域の方々に感謝する風流といえましょうし、続けられる幸せを集落と共有できればこんなありがたいことはありません。観光などとは、勝手な近代人の寝言。
歴史
木下博民 様
地域の行事が観光化したのでしょう。この地域も後継者の悩みがあり、養子縁組率はすごく高いと聞きました。女の子が多い?からかもしれません。この真穴から明浜にかけては「人形浄瑠璃」「漁村歌舞伎」「歌舞伎崩しの盆踊り」などなど歴史的にも受け継がれて来ている行事があります。
南豫の習俗、実際に関係されておられる方々は大変ですね。「民俗無形文化財」に指定されている宇和島の踊りといえば八つ鹿だけがようやく衆知のようで、その他「伊予神楽」「いさ踊り」「トンコ踊り」「おい伊勢踊り」「せんすい踊り」その他沢山あります。せめて年一度「文化祭」で一同に会して披露するのも文化継承だとおもいますが、なかなか「マイナス思考」が先行して実現しないでしょうね。いやはや・・・
地域力
木下博民 様
誰が猫の首に鈴を付けるかですね。地域力でしょう・・・私を含め、中々難しいでしょう。
鬼城さん、それでもあなたならばできます。
なかなか野生を失わない猫ですら、人間に飼われて鼠を捕ることも忘れるようになりました。急に、鈴をつけようなんて、とても無理、時間をかければ猫も、蚕のように人間なくしては生きられなくなります。諦めない事、事ある毎に訴え続けることです。
見方をかえれば、「戦争ならば短期間でやらなければ駄目ですが、平和を期待する外交には長い時間が必要です」、マイナス思考は役立ちません。
地域の考え
木下博民 様
長い目で見て、地域の方々と協力できればという条件下の元で考えていきましょう。

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