どろんこ祭り さんばい降し | 鬼城

どろんこ祭り さんばい降し

2013.07.13.Sat.08:00
さんばい降し

  豊作を願う神事。天狗の面の大番(だいばん)という役が、神事に興味を示し、やがておどけて神官の邪魔をし、神田に突き落としたりしていく。

さんばい降ろし1

大番登場!

さんばい降ろし2

神に祈りを捧げる
胸を張り、頭を垂れる・・・

さんばい降ろし3

大番のいたずらが始まった・・・

さんばい降ろし4

大番もどろんこになっている・・・
見事な演奏である。

さんばい降ろし5

演じる若者もお神楽を舞い、鉦小太鼓大太鼓をたたくのは大変である。

着物が泥をすって重くなるので、消防ホースで泥除けも・・・

さんばい降ろし6

最後にいたずら大番をみんなで田んぼへ放り込む

さんばい降ろし7

榊でどろを撒く大番

この泥をかぶると御利益があるそうである・・・
神官(太夫さん)、大番さん、お疲れ様でした。

さんばい降ろし8
コメント
大番(だいばん)とははじめて聞きました。
大番(おおばん)は獅子文六の傑作小説で、彼の造語です。本来ならば「大判」なのでしょうがわざわざ「大番」と書いて評判になりました。
城川の「大番」(だいばん)はどんな意味、由来があるのでしょうか?ここの「番」は「番人」(見張り人)の「番」でしょうか。それとも「番組」の番か、「番傘」の番か、「順番」の番か、何でしょうね?
演者は気の毒のようでもあり、徹底して蛮カラ風なところなど、ちょうど映画「ダウンタウンヒーロー」(昭和23年の松山高校を舞台にした青春映画)のバカ騒ぎに似ていますね。一つの郷愁演技でしょう。
さんばい降ろし
さんばい降ろしは仲間はずれになっていたダイバンが、仲良くなって太鼓をたたくことができ、メデタシメデタシというストーリーですね。傑作写真がたくさん撮れていますね。ちょっと気になったのが水平ですね。
意味は?
木下博民 様
大番(だいばん)はいたずら好きな天狗のことだそうです。仲間に入れてもらえないので・・・「うわつ」さんが書き込んでいるとおりです。愛媛県史に各神社の御田植え祭りのことが記載されています。愛媛県生涯学習センターよりです。和霊様のことも出ています。
http://ilove.manabi-ehime.jp/system/regional/index.asp?P_MOD=2&P_ECD=2&P_SNO=49&P_FLG1=4&P_FLG2=1&P_FLG3=3&P_FLG4=1
水平
うわつ 様
ご指摘、真人にその通りです。コンデジも、デジイチも水平になっている画像が珍しいくらいです。いつも気にしていたら良いのですが、景色やイベントに心奪われるのと、早くシャッターを切らねばとの焦りでしょう。落ち着いて画面を確認するよう心がけます。感謝、感謝です。
No title
 奇祭の真骨頂ですね。いたずら大番も、やはり、神の使いなんですか?お面の表情もいいですし、昔の日本人の心のゆとりが笑いに込められているように感じます。
なるほど、なるほど
大番の番は、三番叟(さんばそう)の番に近い、順番の意味のようですね。本来は(だいばん)ではなく(だいば)だったかもしれません。大番天狗(だいばてんぐ)ってところかな?三番叟が翁の狂言方であるように、この習俗も能の「翁」の変形かも知れませんね。
こういう習俗も「猿楽」から派生した「田楽」なのですね。勉強になりました。
和霊神社のお田植えで、先年90数歳で亡くなった寺田茂夫人百合子さんが早乙女に出たこと未だに忘れません。私は彼女を「百合ねーちゃん」と呼んでいましたが、はじめて島田に結ってもらって恥らいながらちょっと大人っぽくなったのに惚れ惚れしましたっけ。
和霊神田では早乙女が田植え歌にあわせて一歩一歩下がりながら田植えの所作をしてゆきますので、彼女たちの後ろには男衆が一人ひとり付いていて転ばないよう介護します。早乙女の前には太鼓を打つ青年がこれまた早乙女の足にあわせて一歩一歩前進します。
民俗学
tentijin 様
私はただの野次馬・・・曰くとか、いわれとかは聞きはしますが、分からないことが多い。地元の人でも知らず知らずのうち使っている言葉もあります。昔の我が家(大超寺奥)の氏神様も「おとっさま」と言っていましたが、最近になって、そのいわれを長老の方に聞いても皆知らないようです。性格的に、のめり込みませんから・・・そのままの状態です。
民俗学者の方々は尊敬します。鬼北もいろんな行事があると思いますが、調査研究いかがですか?
田楽
木下博民 様
根をたどると「田楽」なるほど・・・勉強になりました。また懐かしいお名前を聞かせてもらいました。寺田茂先生・・・城南中時代の校長先生で長男が、同級生でなくなりましたが、友人でした。そのお姉さんが、私の先輩の先生のところに嫁いでいます。百合子さんにも何度かお会いしたことがあります。私の結婚の時には茂先生は教育長をされていて、異動先を聞きに行ったことがありました。そうですか?早乙女、良いお話を聞かせてもらいました。
いやはや
鬼城さん
宇和島は狭い。何か話すとすぐ何かで関係がありそうですね。
私の宇和島は18歳までの印象ですから、いまから73年前の時点で思い出は途切れています。そのほとんどがご近所だったり学校の先生だったり、学友だったり、限られた人々ばかりで、それでもお互いに関わりあるのですね。彼女、友澤喜代子さん(勿論故人)の家に晩年歌仲間で楽しんでいたのでこれも懐かしい思い出。
友澤さんのご主人は私の小学4年のときの恩師。
狭い狭い
木下博民 様
特に私は野次馬根性が強いせいか、人との結びつきは、他の人より多いと思います。昨日も友人の奥さんにこの話をしたところ、百合子さん、きれいな方でしたねと・・・この方はずーっと若い方です。さて、これらの人たちが願っていた宇和島になるんだろうかと最近、強く感じます。
奥が深い
 鬼城さんの写真と説明だけでも、「ほほっ、なるほど」と思うことばかりですが、皆さんのコメント読ませて貰って、さらに「ほほっ、そうなの」と奥深さを感じ勉強になります。前にも書きましたが、それを頭に残して人にも話してあげれるかが問題なんです。
先ほど帰宅
吉野の食いしんぼう 様
京都祇園祭から深夜バスで先ほど帰宅・・・これからブログアップをしますが、1000年の歴史はすごい!また、京都人と呼ばれる方とお話をさせて頂きましたが、これも深い話でした。私の頭の許容量は少ないですから、次から次へ入ってくると同時に忘れていきます。それを忘れないようにするためブログに記録をしていきます。コメント頂く方々に感謝です。新しい発見もあるし、写真についても教えて頂く・・・ありがたいことです。

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