一日一花 | 鬼城

一日一花

2013.02.01.Fri.15:00
待ちに待った本

感性の鋭さと言おうか、「なげ入れ」の妙と言おうか、インターネット上で見るより素晴らしい本となった。
川瀬氏はこれから「たてはな」に挑戦とか。
何に寄らず、常に新しいものに挑戦する姿は崇高でさえある。

川瀬敏郎氏の花日記

写真で出せないのが残念ですが。2月1日は「のきしのぶ」
葉裏の胞子が魅力的。古来、和歌などに詠まれてきた「しのぶ」です。

表紙は「深山半鐘蔓」

一日一花(表)
  

後書きにある、震災の後「私は生まれてはじめて花をてにすることができず・・・」とあり、
花によって笑顔を見、そして復活。
この国の「たましいの記憶」である草木花をたてまつり、届けたいと願って。

文章からも、みずみずしい謙虚な花に向かう気持ちが汲み取れる。
芸術家は表現する文章力もすばらしい。

裏表紙は椿「夢」

一日一花(裏)
 

コメント
No title
 背景の壁紙も?机もそれらの色合いも、花器も、投げ入れられた花も、その回りの空間も、全体が1つの世界を作っている気がします。すごいですね。私などは、発想もできないと思います。このような感性の持ち主は、いったいどのような日常を送っているのでしょう。
表紙をみても
 表紙のお花を見ても、深く魅せられます。川瀬さんを知ったのは、若い頃ネスカフェのゴールドブレンドCMに出ておられて。それから、婦人画報とかで年々魅力の出る華道家だなと感じています。
 この鬼城さんのブログの紹介で更に引き込まれました。
楽しく拝見
木村さんの「一日一菓」は毎日見て楽しんでいますが、これに重ねて今度は「一日一花」を拝見することにしましょう。

安定
難しいことはわかりません。そのことを文字で表現することは私にはもっと難しいことです。でも、誰が見ても安定した配置というか構図があります。いや、あるのではなかろうかと思います。たとえば方形だけでも黄金比のように。絵画でも、写真でも、建造物でも安定した構図があると思います。そして色彩ですね。これは、日本の文化、侘び寂びの世界ですね。良いものを見せていただき感謝です。
バランス
tentijin 様
 花も写真も人生そのものものもバランスだと思います。これは個人によって違いますが、自分は普通の感性だと思っています。(思っているのはじぶんだけかも?) 川瀬先生の場合は持って生まれたものを修練で確立したと思っていますが・・・今様花伝書や神ノ木なども素晴らしい本です。
佐賀へ
木下博民 様
 3日ほど留守をしていました。一日一花も新潮社のホームページには出ていますよ。残念ながら保存や印刷はできませんが、感傷はできます。木村先生より撮影の裏話などお聞きしましたが、何しろ花にしろお菓子にしろ生物(なまもの)だから時間との勝負だと・・・こんな苦労があって素晴らしい本となるんですね。
黄金分割
うわつ 様
 写真の撮り方などの本には必ず、黄金分割の話が出てきます。算数や美術で習ったような・・・人間が目で見て違和感がない、落ち着いた構図なのでしょうね。詫び寂にしても人間が落ち着いてその位置にいる環境だと思うんですが・・・九州の方に行っていましたので次回からはその報告を・・・
ネスカフェ
吉野の食いしんぼう 様
 中を見せることができませんが、一日一日と鼻を選ぶだけでも大変な作業なのに、その投げいれ具合など考えるのですから大変だと思います。ゴールドブレンド、懐かしいですね。F.Fさんのおじ様は珈琲にこだわりがあり、ひいた豆か、インスタントならゴールドブレンドでしたね。本の中身をお見せできないのが残念ですが、新潮社のホームページには出ていますよ。

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