お盆 | 鬼城

お盆

2012.08.14.Tue.08:00
迎え火
 13日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。 地方によっては、「留守参り」をするところもある。留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。

 なすで作った「牛」はお寺方向から家の玄関に向ける。この牛に乗って先祖野霊が、お盆の期間中、家に帰る。

迎え火1

おがら

燃やすものは「おがら」といってかんぴょうの茎を乾燥させたものである。

迎え火2

留守参りではなく、13日の朝、菩提寺へお参りに行った。

庭に咲く、高砂百合(友人に教えて頂いた)

迎え火3

同じく庭に咲く、百合の一種だろうか。

迎え火4

これもよく見る花

可憐で今を盛りと咲く花

迎え火5

菩提寺「霊亀山大超寺」

迎え火6
コメント
そうなんですか
 迎え火の風習は知っていましたが、なすの牛の方向までは知りませんでした。なるほどです。一昨日、北宇和中時代の同級会があり「友人が両親の法事を蕨生の妙楽寺ですませ、駆けつけた」と言ったので、良く聞いてみると、普段はしまっているのだけど、仏事があると、観福寺の和尚様が行かれるのだそうです。鬼城様から教わった知識で、じばし、「妙楽寺談義」に花が咲きました。最近、繋がるものが多いと感じています。
言われ
吉野のくいしんぼう 様
 お盆の行事も種々様々・・・また仏事、徳の葬儀などは各地、各宗派によっても違い大変です。私は両親や弟、兄を送りましたので慣れ(こんなものに慣れてはいけないのですが・・・)ました。

 15日は牛の方向を寺向きにして送り火をたきます。大きな送り火は「京都大文字」ですね。それと迎え火は早く、送り火は遅くたくのが風習です。昔からの言い伝えには何か理由もあります。面倒ですけれど、残していかないといけない風習だと年を取って考えるようになりました。
迎え火
東京では7月、新歴盆です。老夫婦二人で門口に『峠の茶屋の釜飯の容器」を利用して麻幹(おがら)を焚きますが、近年はスーパーで麻幹を売って居ませんので困ります。何年か前までは何処の店にもこの季節にはおいてくれましたが、利用者がなくなったせいか、いつかコンビニで「オガラはないか」と聞きましたら、チョコレートの棚を捜し、真面目な顔して、「いま切れています」といわれ、藁ってしまいました。
二十年くらい前までは、盆に坊主が忙しく道を歩いているのを見かけましたが、昨今は仏さんが留守の寺に来て欲しいといいますから、この習慣もやがては消えるかもしれませんね。
蕨生の妙樂寺は我が家の先祖の寺ですが、無住寺になっているのですね。延引は全くの限界集落になりつつあるようですね。二十年ほど前に従兄弟が集まってご先祖の法事をしたことはありましたが、そのときすでに住職は吉野の寺から来てくれました。
今日は敗戦日、もう67年の経ったのですね。私が戦争に征ったのは70年前、戦争では同級生が7人亡くなりました。この連中の鎮魂を祈るばかりです。
敗戦年を頂点として67年前は竹橋事件(もうどなたもご存知ないでしょうが、宇和島出身の近衛砲兵大隊長宇都宮泰造中佐の部下が西南戦争の恩賞に不満をおこして暴動となり、中佐は殺されました)によって軍人勅諭がだされた日本陸軍の揺籃期でした。歳月の速さを感じます。
時の流れ
木下博民 様
 迎え火をたいたと思ったら、今日は送り火・・・京都の送り火は豪快な「大文字の送り火」ですが、ささやかに送ります。宇和島地方の飾りとしては「おがらと竹と栗柴」を束にして仏壇の両脇、上に置き、囲む形になります。これもだんだん廃れつつあるようです。おがらはまだ、花屋さんで売っています。ご先祖の菩提寺は蕨生ですか。ここには法林寺という山家清兵衛ほか男児達の初盆の法要を奥方が行ったという話が残っています。いつかは訪れたいと思っています。

 竹橋事件、全く知りません。67年間、いろんな事がありましたね。これは私の年齢ですから、私の歴史の過程かも知れません。これからどのような方向付けが成されるのか?期待をこめて・・・
No title
 鬼城様の博識に感動し、読ませていただきました。迎え火とナスの牛、精霊棚のお供え、小学生の頃、父が差配して私も手伝い、「こんなものか」と了解した日の映像が、まだ、私の頭の中に鮮やかに残っています。牛の向きについても父が教えてくれた気もしますが、まるっきり私の頭からは抜け落ち、目から鱗まで落下してしまいました。今では、その習わしも、やらなければという思いのみが私の頭の中にあるばかりで、いつも気付くとお盆は過ぎているという有様です。かなりの仏罰があたりそうです。
習わし
tentijin 様
仏事はいろんな制約や場所、宗派によって違っているので一概には言えませんが、聞き伝えで何とかやっています。知識ではなく、見聞です。お盆も13日から15日のところが有り、隣の津島町では16日までですね。京都も送り火は16日だし、期日も違っているようです。木下先生の言われるように東京では7月のお盆のようですね。正解は無く、踏襲でしょうね。

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