篠山神社 | 鬼城

篠山神社

2011.05.10.Tue.19:00
日本は古来より山岳信仰がある。より厳しい山を崇拝するという現象は自然への恐れからかもしれない。1昨年、公開された映画「劍岳点の記」はラストシーンで修験者の使う独鈷が山頂に存在し、初登頂では無かったという話で結んでいる。このことは昔から信仰の対象であることに他ならない。篠山も勿論、信仰の対象となっていたにちがいない。

篠山神社本殿

篠山神社


篠山登山道

篠山のアクセスは麓より登る道(一の鳥居のところで篠山小中学校脇)と整備された自動車道を行き、第1駐車場から登る道、第1駐車場が満車の場合は第2駐車場からの道がある。この道は第1駐車場から少し登った所 。


登山道1

樹根その1

杉の巨木が山頂付近には多い。出水の折、土が流され道に現れたもの 

樹根3

樹根その2

樹根2

樹根その3

樹根1

樹齢600年の大杉

樹齢600年 


此の場所は篠山山頂を取り巻く周囲2kmのところで、鹿の食害にあっている「都笹」を保護するためネットで囲っている。山頂に向かうには扉を開け、締めてから登ることになる。丁度この地点に観世音寺が建立されていた遺跡が残っている。古い石垣、基礎の石組みなど。

遺跡

観世音寺跡

伝わるところによれば、人皇31代用明天皇の勅願所ありと言われ、人皇51代平城天皇の御代、大同元年(806年) 弘法大師により、四国八十八ヶ所の番外札所として開山された由緒深き霊域であったと言う。
明治元年神仏分離により廃寺となる、本尊二面観音像、脇立不動尊像など、正木歓喜光寺権現堂に安置されている、
悠遠の古代より栄枯盛衰変遷の歴史を見守った。
此の聖跡に立ち、諸人頭を垂れて静かに幽玄の昔を偲ばれんことを。
                                            昭和61年1月
                                            篠山小中学校組合教育委員会


篠山6 

狛犬

狛犬の原型は「スフィンクスと言われている
エジプトに詳しい吉村作治教授(早稲田大学)談
エジプトからトルコ、そしてインド、中国、朝鮮を経て日本に・・・
いずれの国でも祭られている者の守護神の役割である
名前の由来は高麗犬(こうらいいぬ)がなまって狛犬となったそうである


狛犬(左)         狛犬(右)


参道二の鳥居

一緒になった方たちからの質問「この石段の石はどのようにして運んだんでしょうね。」

当然、「人力ですよ。」と答えました。

篠山1 


篠山神社(旧郷社)

祭   神  伊弉冊命(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)

        事解男命(こととげおのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

鎮 座 地   篠山頂上(海抜1063米)

社   紋  笹りんどう

祭   礼  旧3月18日 旧10月18日

由   緒  このご祭神は、昔、正木庄屋蕨岡家の邸内に飛来し、霊光四方を照らされたので、暫く同家に安置奉斎されていたが、ご神威を汚しては勿体ないと、今からおよそ一千五百十余年の、清寧天皇の御代に篠山の頂上に遷し奉った。
 その後、用明天皇の勅願所となり、平城天皇の大同年間には、弘法大師が来山して、祈願したという遺跡がある。
昔より山岳信仰の霊地として栄え、藩政の頃は伊予、土佐両藩主の尊崇が特に厚かった。
昭和8年建築の社殿が老朽したので、愛媛、高知両県の崇敬者の浄財により、昭和62年12月改築した。

道  程  社殿迄1キロメートル

時  間  上り約30分~40分  下り約20分~30分

神札頒布    篠山荘管理人 中田  孝(84-2822)正木
                 篠山神社宮司 狩野喜三郎(84-2130)増田
                                                         
                                            昭和63年4月   篠山神社々務所


篠山神社本殿アップ


笹りんどうの社紋が彫り込んである

篠山2

昔よりたびたび起こった境界争い

伊予国と土佐国の境界標柱

篠山3

神社の裏手にある矢筈ノ池
 
「ここより東が土佐領」との伊予国が主張した池(水たまり)

篠山4


コメント
母のアルバム
鬼城さん、懐かしい風景です。

母のアルバムに納められた古い写真を思い出します。
でも、稜線を覆っていた笹原は、もうないのですね。
母の篠山の思い出話は、いつもリンドウでした。

さて明日は一日雨降りの予報。
しっかり雨対策を考えなければ…
旅空
なんとロマンティックな表現でしょうか。
しかし、雨とは言え台風襲来です。
四国地方は雨量はたいしたことは無いと思いますが、山道ですから気をつけて旅をしてください。

篠山の曙つつじの木の衰弱、都笹の絶滅寸前の状態はかわいそうになります。
ランスケさんのお母さんが訪れられた頃とは段違いでしょう。
自然を大切にと誰もが簡単に言えますが、実行するのは誰なのか理解していないような気がします。

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