座敷雛 | 鬼城

座敷雛

2011.04.04.Mon.13:15
久しぶりの休み、春のうららかさに誘われ西予市から八幡浜の方へ足を伸ばした。いろんな催しものがある中で季節感を考え、真穴地区に伝わる「座敷雛」をまず紹介したい。今年は3軒の家に長女が誕生したようだ。何度訪れても豪華絢爛、見事の一語に尽きる。

「真穴の座敷雛」 の歴史

○ 八幡浜市指定 無形民俗文化財
○ 平成14年8月7日 指定 (2002・8・7)
 この雛祭りは、長命講伊勢踊り(1765年起)のワキ踊りとしての穴井歌舞伎(穴井芝居・1781年起)で、閑係者がその舞台装置作りの技術を使い、天明(1781~1778年)のころに生じたものである。しかし、その後の質素倹約令「天保の改革」の打撃を受けて中断された.しばらくして、緊縮策も次第に緩められ、歌舞伎の復活にともない、雛祭りも旧状態に返るようになり、文久2年(1862年)ころには、ほぽ現在のようになったと言われている。
 座敷(6~20畳)一杯に段差を設けて、いろいろの盆栽や庭石を立体的に配置し、小道具等を飾り付けたミニ庭園に仕上げていく。長女の実家から贈られた内裏雛を中心に、桜の枝に約八千個前後の紙の造花の花びらを付けていく。座敷の前の庭から観覧できるように仕上げられて、その規模の大きさや華麗さは驚くばかりで平安時代の宮廷の園遊会を連想させ、見物に計れた人々を魅了している。
 この地区の長女の初節句を迎えた家では、自他共に認める座敷難作り(真穴では”雛様建て”と呼ぶ)の総指揮者で「棟梁」と呼ばれる人を中心に親戚、隣人、知人等の多数の人が1~2週間かけて飾り付けていく。例年、4月2・3日の2日間一般に無料公開される.自家用車、貸し切り観光バス等で見に来る人は、平均二万人位が毎年訪れている。
 
座敷雛のパンフレット

座敷雛2011パンフ

真網代地区の座敷雛
竹をくり抜いた案内は見事

座敷雛 

真網代地区の座敷雛

座敷雛1 

穴井地区の座敷雛

座敷雛2 

穴井地区の座敷雛

座敷雛3 

鬼北の里の座敷雛

鬼北町近永にある高田商店で毎年、座敷雛の展示が行われている。座敷雛保存会を結成し、この行事も定着しつつある。お客さんは近辺の宇和島、高知方面の方が多い。

鬼北の座敷雛



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