本 | 鬼城

若冲

2016.05.08.Sun.09:30
伊藤若冲

「生誕300年記念 若冲展」が現在、東京都美術館で開催中!
それに合わせたのかどうか、NHKで特集が放映されている。
謎深い「若冲」とその精密画が好まれるのだろうか?

謎多き画家ということで小説も刊行された。
貸していただき、一気に読み上げた。
おもしろいの一言であった。
歴史は真実などという人もいる。
そこから派生した物語の方がおもしろいと自分はいつも思う。
フィクションとノンフィクションの相違である。
荒唐無稽なフィクション、自分はこの方がおもしろく感じる。
これは前人未踏の作品である(文芸評論家・縄田一男氏)
芳醇な色彩、鋭い切れ味の描線の向こうに人間の慟哭を聞く(作家・葉室麟)
著者の巧みなプロットと筆力に釣られて、一気に読み終えた(美術史家・辻惟雄氏)
著者渾身の藝術小説文藝春秋刊

若冲(小説)

NHKの番組

若冲に関しての番組は数多く放映された。
これは4回シリーズで放映されたものである。
1時間30分番組で4回シリーズ、計6時間!
見応えがある。

自分の趣味、DVD録画でラベルを作成、保存し見る。
2011年放映されたもの・・・
近くDVD化され販売されるかもしれない。
異常な人気である。

若冲(DVD)

北森鴻氏の作品

2015.02.13.Fri.18:00
香菜里シリーズ

ミステリーはよく読む。
この北森鴻氏の作品は昔から好きである。
しかし、突然の死によってもう新作は読むことができなくなった。
この香菜里屋シリーズは短編集で4冊で完結している。
どの作品も意外感があり、おもしろい。
探偵役はビアバー香菜里のマスター、工藤哲也・・・
このビアバーには4種類の度数の違うビールが置いてある。
雰囲気によってそれが使われる。
また、このマスター、一流の料理人である。
あり合わせのもので突き出しが出てくる。
そのレシピは短編の中に数種類・・・4冊すべて読めば、50種類くらいの料理ができる。
この作家は料理にも詳しい。

これだけ、オタク系の主人公を登場させていく作家も珍しい。
古物商、絵画修復、屋台、寺男、民俗学教授・・・ありとあらゆる主人公が紙の上で踊る。
一度読めば、忘れられない作家である。
もう読むことができないのが残念である。

香菜里屋シリーズ

一日一菓

2014.08.26.Tue.13:00
待ちに待った本

「宅急便です。」と玄関から元気な声が・・・
何だろうと受け取ってみると木村宗慎先生の著書「一日一菓」だった。
今月22日に発売とは聞いていたが・・・待つこと2年!

新潮社のブログで川瀬敏郎先生の「一日一花」の後を引き継いで毎日アップされた。
本になると執筆は簡単に見え、感想で終わるが、執筆する側の苦労は半端ではなかったろう。
なにしろ全国の菓子、それも季節に応じたもの・・・

私はお茶に関しては、素人で無知・・・
この生菓子、干菓子と器の写真を見る度、日本人の心を思い浮かべた。
茶人には欠かせない一冊と思う。

ブログ1
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