読書 | 鬼城

再読

2018.02.09.Fri.16:00
先駆者

伊達家の歴史に関しての研究者の第一は兵頭賢一氏・・・
映画「海すずめ」の図書館長の姓が兵頭だったのに気がつかれた方がいたかどうか?
大森監督が敬意を表して付けたと聞いている。
次に手元のに無いのでアップできないが三好昌文先生の「家中由緒書」と「御歴代事記」である。
膨大な資料を数人の方たちがまとめ出版されたと聞いている。

鶴鳴余韻(3巻)は伊達家入部300年を記念し、伊達家がまとめたものである。
次に「三公伝」が上げられる。
兵頭賢一氏は初代秀宗から9代宗徳まで公伝を書き上げていた。
それが戦争で焼け、残った村壽・宗紀・宗城のみ残った。
それを近藤俊文氏が解読、出版している。
そして現在は東京にある「南預明倫館」の歴史の出版が膨大な資料を木下博民氏がとりまとめた。
次に取り上げているのが、一般に分かりやすい解説書である。
神應幸男氏の「藩シリーズ」、そして、谷有二氏の「うわじま物語」
中には間違いがあると聞いているが些細なこと、この出版物へ敬意を表したい。
宇和島について、より知りたいと思うなら、どうぞ・・・

まだ解説でより分かりやすいのが宇和島信用金庫出版の絵本三冊!
寒さの中、読み返してみよう。

鶴鳴余韻

三公伝

南預明倫館

宇和島藩・吉田藩

うわじま物語

本屋

2017.08.05.Sat.10:00
読書

私は本を読むのが好きだ。
しかし、読む本は大衆小説か時代小説か推理小説に偏っている。
この梨木香歩の本はエッセイ風の物語である。
それも昔話的なもの、視点を変えた自然界のものを題材にしている。
紹介していただいたのがブログ仲間の「ランスケさん」である。
今から10年ほど前だった。
何度読み返しても面白い。
ある話では笑みもこぼれる。
これも、数年前か?ランスケさんのブログで続編の紹介が出ていた。
本屋に行ったけれど無い!
後で考えると「ハードカバー」だったのかと思う。
久しぶりに本屋に立ち寄った。
すると在るではないか!
早速購入して読んだ。
厭きることが無い。
筆のタッチが、すーっと頭に、心に入ってくる。
今から何度も読み返すにちがいない。

梨木香歩1

梨木香歩2

読書

2017.06.13.Tue.08:00
時代小説

宮本武蔵について書かれていた人が居ました。
私の読書傾向は推理小説が多い。
先ほど揚げた、「宮本武蔵」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」など時代小説も好きだ。
この「一路」は、テレビドラマが先だった。
小説は作られたモノだからと歴史家は嫌う。
つまり、事実と違うから・・・そして確たる証拠もないという理由である。
どちらが面白いか?人それぞれ・・・
この上下2巻は、頂いたものである。
断捨離をしていた方が、読んだのでと持ってきてくれた。
さすが「ぽっぽや」の浅田次郎氏、設定、流れ、文章で引きつけられた。
病院の待ち時間、家でのくつろぎ、時間をもてあます夜、読破した。

一路

岡本家の矜恃

2014.06.07.Sat.15:00
大作

この「岡本家の矜恃」は4年前より執筆されていた。
現、岡本家のご当主とは木下先生のご友人・・・
三間のお庄屋としての歴史に興味を持たれ、調査研究されて文字になった貴重な記録である。

地域文化を大切にするためにも一読する必要がある。

と前置きが長くなったが、先日、郵パックが届けられた。
差出人は木下博民先生である。
開封してみると完成された「岡本家の矜恃」が・・・
600ページ近くに及ぶ大作である。

岡本家の矜恃1

三間という地区

仕事で2年間、お世話になった三間町・・・
それ以前も趣味の卓球の仲間が多く居て、三間通いを絶えずしていた。
この地区には各部落ごとにお庄屋さんと言われる旧家が多い。
岡本家はその一つである。
しかし、記録が残っていないことも多く、残念なことである。
今回、調査研究され、出版された岡本家には数多くの書類、文書が残っていた。
この記録を後世に残すため、出版を快諾された、岡本健氏およびその記録を文字にされた木下先生に拍手を送りたい。
これから時間を掛け、500年前より三間町の歴史に浸っていきたい。

裏表紙の写真は現在の岡本家

岡本家の矜恃2

創風社

数多くの出版をされている木下先生、松山市の創風社出版を使われている。
ここのご夫妻は宇和島市の出身である。
私の友人の友人でも有り、私もFaceBookに登録している。

岡本家の矜恃3

吉夢二十二物語

2014.04.03.Thu.08:00
出版記念会の紹介

案内をもらったが、予定が決まらず参加を決めていない。
愛媛新聞、3月29日にこの本の紹介記事が出た。

キャッチコピーは次の通りである。

専門職の前に、一人の人間で在ってほしい
宇和島舞台 介護現場描く


頂いた本を読んでみると介護に関する22のエピソードが綴られ、それがつながっていく。
そんな出来事を紡いでいく上で重要なのが人間関係・・・
各話の登場人物にはモデルがあるそうだ。

重い話の中でほっとする場面が愛媛県の各地の歴史や自然である。

「宇和島さんさ」の由来など解釈の違いはあるが、宇和島人の人脈を書く上で歌も重要な要素となっている。
最後の22話の中で歌う歌「宇和島音頭」はどの歌だろうかと想像してみた。
宇和島音頭は3曲有り、歌詞もメロディーも違っている。
個人的には一番古い宇和島音頭が一番好きである。

♪♪♪ きいてな~ 聞いてうれしい 宇和島音頭 ♪♪♪

出版記念会の当日、宇和島さんさ踊り普及会のみなさんが踊るそうだ。
この民謡は武士が作ったものとして、非常に珍しいといわれている。

仙台藩に末家といわれ、日頃から目下に見られていた宇和島藩が幕府に訴えた。
宇和島藩は仙台藩から分けてもらったものでなく、幕府から頂いたものとして認めてもらった。
街の居酒屋で自慢話の折、仙台のさんさしぐれに対抗して即興で歌った唄・・・
歌ったのはお庭番の吉田万助・・・
宇和島武士のプライドをかけた唄である。

吉夢二十二物語(上)


吉夢二十二物語(下)